引きこもり支援鈍報 in はてな

珍しい食べ物が食べたい

ネクラがカラオケに誘われても、とりあえず楽しめる方法を淡々と語っていく

こんにちは

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唄い始めるとみんながトイレに行きます。ぼくです。

 

皆さんはカラオケって行きます? ぼくは引きこもりだけど、たまに行きます。付き合いであったり、大声で歌いたいときもたまにあったり。

 

しかしながら世間には疎いもので持ち歌も少なく、カラオケの定番もロクにわからない。それにランキング上位の曲なんてほとんど知らない。カラオケを盛り上げる自信なんてありません。

一人カラオケなら、自分の好きなジャンルの曲をせっせと入れるんですけど、他人とカラオケに行くときは中々それができない。カラオケに向かない性格なんですよね。

 

しかも音痴だから余計歌いづらい。カラオケバトルなんて夢のまた夢です。

 

聞き専って手段もあるけど結構退屈なもので、知っている曲とかだと盛り上がりどころも分かっているのですが、知らない曲だとサッパリ。それにぼくは音楽評論家でも何でもないので知らない曲で簡単に愉しめるほど人間が出来ていない。

「このフレーズ、いいね」(メガネクイッ)

みたいな感性も持ち合わせていないです。

 

 そうなったらカラオケBOXは牢獄と化す

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退屈な遊び場と化したカラオケボックスの室内ですが、いまはスマホのおかげで結構時間つぶしは簡単になりました。他人が歌っていて、知らないし興味もわかない曲だったら気にせずスマホつついていればいいんです。

 

というわけにもいかない

 

ぼくがやったワケではないが、過去にケータイをいじって暇つぶしをしていた知り合いがいて、そのことをネチネチと陰口叩かれていました。

ぼくはカラオケBOXで他人が歌っている最中にケータイをいじると、村八分の対象になる可能性があるという恐ろしい事実を知ってしまったわけです。

 

これが村社会…… 恐ろしい絆パワーだ。

 

恐らくスマホで暇つぶしすることが許されないということは、読書も同様に許されない可能性がある。そもそもリア充たちは雰囲気を盛り上げるために照明をなんか若干暗くしたがるから読書という必殺技は封印されている……。

 

いったいどうすれば我々ネクラ民族は村八分にされずにカラオケを楽しめるんだ……

 

カラオケボックスにあるもので楽しむしかない

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そんなことを考えながら、知らない曲でノっているフリをしつつ時間を潰しているぼくの目の前にあったモノを見ていると、それが実に面白い読み物であることに気が付いたんですよ。

 

そう、カラオケにいったらだいたいあるデンモクやらキョクナビ的なあの端末。コンビニの店員さんが発注してるときにぶらさげてるアレみたいなやつです。

大人数でカラオケに行くとなかなか独り占めをするわけにはいかないけど、少人数だと他の人が入れ終わったら曲を探すふりをしてけっこう長時間眺めていてもだれも気にしないもんなんですよね。

 

複数台あったりするけど、少人数で曲を入れるだけならぶっちゃけ1台で十分ですし。

 

それをずっと眺めながら曲に合わせてとりあえず縦に揺れておけば、村八分を回避できるということに気が付いたぼくは早速それを実践してみることにしたわけです。

しかしながらジャンル検索やらランキングやら興味をもてない項目ばかり。この端末から得られる情報は実に面白みのないものだ…… とガッカリしていると、ある項目を見てその面白さに気付いてしまいました。

 

それは、履歴です。

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ナニコレ…… 超面白いんだけど。

 

カラオケの履歴とか言うクソ面白い読み物

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カラオケボックスに設置されてる例の端末には、すでに御存知の方も多いと思われますが、履歴機能と言ってその端末から入力された情報、つまり過去にうたわれた曲が記録されているわけなんですよね。

 

そこから得られる情報から、前回その部屋で歌った集団がどんな集団なのかを想像して楽しむのがクソ面白いと気づいてしまったわけなんです。

 

楽しみ方 その① 年代を想像する

 

まずはコレ。たとえば1ページまるまる、10年くらい前に流行った曲で埋め尽くされていた場合、20代後半から30代前半だと思う。

 

集団の中の誰かが、学生時代にでも流行った曲を入れると、ついつい懐かしさを感じた他の人も、自分が懐かしいと思った曲を入れてしまう。それがだいたい、流行に無駄に敏感であった学生時代、それも10代中盤あたりから20代前半の頃の曲に集中してしまったのだろうと想像してしまうわけです。

 

そのころにずっと聴いていた曲はなかなか忘れられない曲ばかりで、ついついノリノリになってその流れがズルズル続いて10曲くらいの懐メロ集が完成してしまったという流れ。

 

しかし、すべてがそのパターンであるとは限らないということもあります。

ぶっちぎりベストコレクション

 

楽しみ方 その② 自分が生まれていなかった頃の曲を唄っているやつを見つける

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懐メロ集的な履歴かと思いきや、微妙に曲の年代にバラツキがあるパターンにはソイツがいる可能性があります。

ソイツは懐メロの流れに乗じて、歳を逆サバしたかのようにめっちゃ古い曲をぶち込み始めます。そしてあろうことかソイツは

 

「ほら、この曲めっちゃ懐かしくない?」

「いやいやw おまえ産まれてねーだろww」

 

みたいな会話の流れを期待して熱唱しているに違いありません。※想像です

 ソイツは、わざわざその流れを楽しむために古すぎる曲の中で、産まれていなくても皆どこかで聴いたことがある感じの曲をチョイスしているはずです。

なごり雪

楽しみ方 その③ 隠れオタクを見つけ出せ

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履歴の中でのあるパターンに注目していただきたい。

 

名曲

名曲

名曲

名曲(実はアニソン)

名曲

名曲

名曲

名曲(実はアニソン)

名曲

名曲

名曲

名曲(実はアニソン)

 

このアニソンをチョイスしているやつは、ぼくと仲良くなれそうだ。恐らく彼らは4人で来店して順番に1曲ずつ入れているのだろうが、アニソンを唄っている奴は僕と同じで誰も知らない曲を入れてシラけさせるのが怖いけどアニソンしか歌わない系のカラオケマンに違いないでしょう。

 

彼がバリバリのアニソンを入れているのではなく、知名度が高くて皆がノれそうな曲をチョイスし、オタク臭さを隠そうとしているところがポイントです。

1/3の純情な感情

※あくまで想像です

楽しみ方 その④ こいつらカップルだ……!

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ここまで来たら、どういう曲が履歴に連続して入っていればカップルであるかを想像するのは容易いことだと思います。ラブソングが男女交互に入っているやつですね。

 

でもまだ甘い。

 

アツアツで仲良くカラオケボックスに来るようなイチャイチャカップル共は、ほいほいと逢いたくて震えたり100万回の愛してるなんかよりもギュっと抱きしめたりしません。たぶんソイツらは交際していない友達同士で、歌の練習したいけど1人カラオケするのが恥ずかしくて震えているんです。 ※想像です

なら一体、どんな曲が履歴に残っていたらカップルであると推測できるのだろうか。

 

まず、注目すべきは男性が入れていると思われる曲。大人びた雰囲気で、ストレートに愛だの恋だの言わない感じの感動映画やドラマのタイアップソングらへん。

これを見つけたらその次に入っているであろう女性が入れている曲を見てほしい。

 

たぶんAKBだ。

 

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彼女はおそらく、いい雰囲気になるのがチョット恥ずかしくて、でも順番に唄うという流れでとりあえず入れたものは、喉を開かせる目的も兼ねて可愛らしい感じを演出できるAKBをなんとなくチョイスするんです。 ※想像です

 

居酒屋に入ったときのとりあえずビールみたいなもんです。とりあえずAKB。

 

彼氏はそれでもめげずに、いい雰囲気の曲を選ぼうとする。たぶんバラード的な曲。ムードをめっちゃ良くしておけば、余韻に浸る彼女の心を鷲掴みにできると目論んでいるからですね。 ※だから、想像です

 

次に彼女が入れる曲は、これまたアップテンポのアイドルソング。

彼女は「まだまだ、あたしがカレピだからといってそんな簡単に全てを許してしまうと思わないでよ。 あたし、安い女じゃないから(キッ」と言わんばかりにカレピに試練を与えます。

 

闘争本能に火が付いたカレピは、ここで十八番をぶち込んできます。彼は勝負に出たのです。そう、この日のために温めておいた奥の手「三代目 J Soul Brothers」ですね。想像を超えた彼の美しく鍛え上げられた声と歌詞に共感した彼女は一瞬で堕ちてしまい、とうとうドリカムを入れてアイシテルのサインを送るわけです。めでたしめでたし ※妄想です

未来予想図II

カラオケの履歴を読み解くという事

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と、まあダラダラとカラオケの履歴を眺めてした妄想を書いていったわけですが、想像は想像でしかなく、事実とは異なっているのでしょう。

しかし、カラオケの履歴を読み、その裏に隠れたストーリーを想像していくという誰にも迷惑の掛からない人間観察はカラオケボックスならではの醍醐味であると言えます。

 

まあぼくは1人でカラオケに行って、好きな曲を連続でいれまくるんですけどね。

 

ではでは

 

うるさくないカラOK! ミュートマイク2 Plus カラオケマイク

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